油庫

災害に強い、安心の防災対策(BCP対策)

「油庫(ゆこ)」は、サービスタンクの収納庫を指す言葉であり、主に石油や灯油などの燃料を保管するために使用されます。近年、油庫+発電機を組み合わせたシステムが注目されており、特に災害時に備えるためのニーズが高まっています。これらは、BCP(Business Continuity Plan)と呼ばれる災害や緊急事態が発生した場合でも、事業継続を確保し、企業の活動を維持・回復させるための計画や対策をたてることで、予防・備え・復旧の観点から、組織の強靱性を高めることができるといった理由があります。

カワテックスは、油庫をBCP対策の一環として活用することで、事業継続性を高めることができる考えております。災害や停電が発生した場合、電力供給が途絶える可能性がありますが、油庫+発電機のシステムを利用することで、72時間(3日間)を目標に情報通信機器などの重要機器、照明、冷暖房機器のようなライフラインを維持することができます。油庫には大容量の燃料を貯蔵できるため、長時間にわたって発電機を稼働させることが可能です。

また、油庫の設置や燃料の管理には法で規制されている項目がありますが、弊社では危険物貯蔵に関するノウハウがありますので、スムーズに対応が可能です。設置場所は法規や市町村の規定に従います。

  • 長時間の停電に対応
  • 多目的な電力供給
  • 危険物貯蔵に関するノウハウ

 

油庫の設置に関して

油庫をBCP対策の一部として適切に設置するためには、以下のポイントに注意する必要があります。

  • 法規制と安全対策の遵守
  • 油庫の設置や燃料の管理には法律や規制が存在します。カワテックスは、これらを遵守し、安全性を確保するための対策を取ります。

  • 適切な場所への設置
  • 油庫は適切な場所に設置する必要があります。カワテックスは設置場所に関して、法知識を持ったエンジニアが対応いたします。

  • 燃料の管理と定期的な点検・保守
  • 燃料の供給や補充は安全かつ適切な方法で行い、漏れや流出のリスクを最小限に抑えるために注意が必要です。油庫と関連設備の安全性に関してしっかりとご説明いたします。

 

スペースの有効活用

弊社の油庫はコンパクトなデザインでありながら、必要な容量を確保することができます。設置場所に合わせた適切なサイズを選定し、最小限のスペースを有効活用することができます。
 

景観を意識したデザイン

風景や環境への調和も重視しています。油庫の外観色について、ご希望の色をご指定いただければ、可能な限りその要望にお応えします。設置場所と調和し、周囲の景観を損なわずに油庫を設置することができます。

 

連結する場合

少量危険物貯蔵取扱所とされる油庫ですが、容量や距離の制限などを遵守することで、連結が可能です。
・容量制限:少量危険物貯蔵取扱所には容量制限があります。具体的な制限は地域や法令によって異なる場合があるため、所在地の関連法規を確認します。

・距離制限:油庫の連結には周囲の建物や設備との適切な距離を確保する必要があります。少量危険物貯蔵取扱所の法に基づき、最低限の距離を守るようにご提案いたします。
 

製品について

  • 素材にはを採用し、錆にとにかく強い。(は日本製鉄株式会社が所有する登録商標です。)

  • 切断端面部の塩水墳霧試験後の外観
     

    1t曲げ加工部の塩水噴霧試験後の外観(1t、180°曲げ、板厚3.2mm)
     

    屋外暴露試験結果(海岸環境は海岸から30m、沖縄県)
     

    塩水噴霧試験による赤錆発生時間(無処理)
  • 工場にて一度組み立てた後、出荷のため、設置が即座に完了
  • 消防の申請などの法に関しての対応も弊社におまかせ
  • 耐震性や積雪などにも耐えられる強い構造
  •  

    製品内蔵品(オプション含む)

    • ユニット室内にタンク内蔵
    • フロートスイッチ
    • ウィングポンプ
    • キー付きドアハンドル
    • ヒューズ付きダンパー
    • 防油堤・溜桝内蔵

     

    油庫の規格サイズ

    ・ 490Lタイプ ・・・ W2120 × D2120 × H2650(2200)

    ・ 950Lタイプ ・・・ W2120 × D2120 × H2650(2200)

    ・1500Lタイプ ・・・ W2120 × D2720 × H2650(2200)

    ・1950Lタイプ ・・・ W2120 × D3320 × H2650(2200)

    ウイングポンプなど標準装備。詳しくは各種ダウンロードよりパンフレット及び図面をご覧ください。
    規格外のタイプや価格は営業までご相談ください。

     

    パンフレットダウンロード

    ダウンロードは以下のリンクから行えますので、ぜひご活用ください。

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