スピニングマシン

弊社は、アメリカに位置するMJC(MJC Engineering & Technology, Inc)の日本総代理店であり、MJCの機械を販売しております。
MJCで製作するスピニングマシンは、金属のパイプ状の素材を回転させ、金型なしでローラーを押し付けて成形を行う特殊な金属加工技術もった機械です。
この技術により、金属製品の製造において優れた精度と効率性が実現されます。

カワテックスはこの高度な技術を用いて、お客様のニーズに合った製品を提供しております。
詳細やお問い合わせについては、お気軽にご連絡ください。

スピニングマシンは、材料を回転する工具や成形ダイスを使用して高温で熱間圧延加工を行います。主に航空宇宙やエネルギー関連産業で大型構造物や複雑な部品の製造に利用されています。弊社の所有する機械は直径660mm × 長さ5mまで。
例:航空宇宙部品、自動車部品、産業用機器、医療機器、エネルギー分野など

  • 円錐・球面など多様な形状を柔軟に成形できる。
  • 設備が比較的シンプルで、多品種少量生産に対応しやすい。
  • 調理器具から産業用容器まで幅広い用途に活用される。

主な特長

高い自由度

スピニングマシンは、パイプ状の素材を回転させ、ローラーを使用して成形するため、非常に高い自由度を提供します。
この特徴により、製品の形状や寸法を柔軟に調整できます。従来の金属加工方法と比較して、スピニングマシンはより多彩な形状を作成できます。
複雑な幾何学的なデザインや曲線を持つ部品も効率的に製造できます。

また、この高い自由度を活かして、複雑な形状の製品をほぼ1つの工程で加工できます。
従来の加工方法では、複雑な部品を作成するために多くの工程が必要であり、それに伴う時間と労力がかかりました。
しかし、スピニングマシンを使用することで、成形、切削、溶接、仕上げなどのさまざまな工程を1つに統合できます。
これにより、生産効率が大幅に向上し、製品の製造にかかる時間とコストが削減されます。

スピニングマシンの高い自由度と効率性は、多くの産業で利用され、設計の自由度が高く、製品の開発サイクルを短縮するために貴重なツールとなっております。

さまざまな形状、サイズに対応

お客様の生産条件や用途に応じて、完全オーダーメイドの機械設計・製造を行います。形状や強度、加工精度などの要件を踏まえ、最適な設計を提供することで、既存設備との統合や新規生産ラインへの導入もスムーズに対応可能です。高度なエンジニアリングノウハウにより、どのような複雑なプロジェクトにも柔軟に対応できます。

高い精度

回転加工であるため、特に真円度などの精度に優れています。製品表面も非常に滑らかで美しい仕上がりを実現します。
スピニングマシンの高い精度と美しい仕上がりは、特に航空宇宙、自動車産業、医療機器などの分野で重要です。
精密な部品や美的価値が求められる製品の製造に適しており、顧客の期待に応えるために非常に価値のある技術となっております。

熱間圧延加工

熱間圧延加工(Hot Rolling)は、金属材料を高温の状態で圧延(圧縮・延伸)するプロセスの一つです。
このプロセスでは、金属材料を高温で加熱し、それをローリングミルと呼ばれる機械で薄く伸ばし、所望の形状や寸法に変形させます。
熱間圧延は、冷間圧延と比較して材料を変形しやすくするため、さまざまな金属製品の製造に広く利用されています。

低コスト

パイプ状のものを機械に固定する器具が径が違う品種ごとに必要です。器具の製造は、鋳造や鍛造の金型に比べて費用が低く抑えられます。
また、器具の設計や調整が比較的容易であるため、多品種少量生産に最適です。
この特性により、さまざまな径のパイプを使用して多様な製品を製造する場合、コストを効果的に管理し、生産の柔軟性を高めることが可能となります。

 

設計順序

1. 2D CAD図の設計:

最初に、製品の設計を2D CADソフトウェアを使用して行います。
このCAD図は、製品の形状、寸法、およびディテールを定義するために使用します。

2. CAD図をSPIN CADソフトウェアにダウンロード:

設計が完成したら、CAD図をSPIN CADと呼ばれるMJCスピニングマシン用の特別なソフトウェアにダウンロードします。
SPIN CADは、スピニングプロセスのための専用ソフトウェアで、設計の転送と加工の準備を行います。

3. 目標設定とローラ位置の設定:

SPIN CADソフトウェア内で、CAD図を元にして加工の目標を点で指定します。
加工する形状に応じて、ソフトウェア上でローラの位置を調整します。

4. 補正と滑らかな曲線の作成:

SPIN CADは、指定した点を滑らかに繋ぐための自動補正機能があります。
点と点を結ぶ際に、前後の形状から滑らかな曲線を形成することで製品の表面が均一で滑らかな仕上がりとなります。

5. 往復動作と最終形状の確定:

SPIN CAD上で何十回ものしぼり往復動作を行い、製品の形状を完成させます。

この手順により、スピニングマシンを使用して製品を設計し、加工するプロセスが実行されます。SPIN CADソフトウェアの自動補正機能によって、高品質で滑らかな形状の製品が実現します。

ガスシリンダータイプ

MJCのスピニングマシンは、複合容器用のライナーの製作が可能です。
以下は利用可能なガスシリンダータイプとそれぞれの特徴です。

タイプ1
タイプ1のガスシリンダーは主に鉄製で製造されており、コストが最も低い選択肢です。
これらのシリンダーは非常に丈夫で、重量があるため、静的な用途に最適です。
産業や製造業における高容量のガス供給に適しており、安定性と信頼性が求められる状況に向いています。
タイプ2
タイプ2のガスシリンダーは主に鉄製で、カーボンファイバーでフープ巻きにされています。
これらのシリンダーはタイプ1に比べて軽量でありながら、強靭さを兼ね備えています。
そのため、水素やCNGの地上貯蔵や輸送に適しています。

タイプ3
タイプ3のガスシリンダーは、主にアルミニウム製で、薄くて軽量なアルミニウムライナーを備え、完全にカーボン複合で包まれています。
これらのシリンダーはタイプ2に比べて大幅に軽量であり、同じサイズのシリンダーでより高い圧力まで充填できます。
この特性により、航空宇宙、軍事、医療分野での使用に最適で、持ち運びや運搬が簡単です。
また、高い容量を提供するため、設備のコンパクト性も向上します。

MJCのスピニングマシンは、これらの異なるタイプのガスシリンダーに対応しており、お客様の具体的な要件に合わせて最適な選択が可能です。どのタイプを選ぶかによって、効率性、軽量性、容量などの要因を最適化することができます。

パンフレットダウンロード

製品情報や会社概要をまとめた資料をご用意しています。以下のリンクより、各資料をダウンロードいただけます。

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