温泉タンク(温泉槽)

コスト削減を実現—エネルギー効率の高い温泉設備

私たちの提供する温泉設備は、最先端のエネルギー効率技術を採用し、運営コストの大幅な削減を実現します。高品質な素材と最新の設計により、長期間の使用にも耐え、メンテナンスの手間を軽減。お客様に安心と快適さを提供しながら、持続可能なビジネスモデルをサポートします。エネルギー効率の高い温泉設備を導入し、コスト削減をサポートします。
温泉タンク

温泉タンク(温泉槽)の種類

温泉タンク(温泉槽)は一般的に、下記2種類があります。

FRP保温タンク
ステンレス保温タンク

FRP(繊維強化プラスチック)は、グラスファイバーやカーボンファイバーに熱硬化性樹脂を含浸させて作られたプラスチックです。FRPは耐熱性だけでなく、耐寒性や断熱性にも優れており、鉄製タンクの約1/5の軽さでありながら、非常に高い強度を持っています。費用対効果や点検のしやすさを考えると、FRP保温タンクを架台に乗せたタイプが一般的です。

FRP保温タンクには、円筒一体型とパネル型の2種類があります。円筒一体型は比較的コストが低いですが、容量は最大で20トン程度です。また、設置場所までの搬入経路を確保する必要があります。一方、パネル型は保温パネルを組み合わせることで、大容量にも対応でき、現地で組み立てるため、搬入経路の問題をあまり気にする必要がありません。

保温仕様にはウレタンフォームを使用しており、厚さは25mmや50mmなどお選びいただけます。外気温が0℃の環境で80℃のお湯を貯めた場合、24時間後の温度降下率は、25mm仕様で約3℃、50mm仕様で約4℃です。

温泉タンク(温泉槽)の容量

温泉の運用を計画する際には、以下の要素を考慮する必要があります。湧出する温泉の量、温度、浴槽の数、各浴槽の容量、浴槽の入れ替えの頻度です。

温泉の湧出量が非常に多い場合、浴槽の容量は比較的小さくても問題ありません。一般的な目安として、浴槽の総容量の1.5倍の湧出量が適切とされています。もし複数の浴槽を持つ施設で、浴槽の入れ替えを同時に行わず日替わりで行う場合は、最大の浴槽容量の1.5倍の湧出量を確保する考え方もあります。

さらに、温泉の温度も重要です。温度によって必要な湧出量が増減することがありますので、それも考慮に入れる必要があります。

弊社のFRP温泉タンク(温泉槽)の特徴

当システムは、経済性、信頼性、そして機能性に優れ、お客様のニーズに合わせた設計が可能です。設計から組立、ウレタン製作、FRPの積層、タンクの塗装まで製作までを一貫して行うことで、経済性が高められています。
全てを自社で行うことで、品質管理を徹底し、お客様のニーズに最適な製品を提供しています。

また、社内で仮組を行い、現地でそのまま置く方式をとったり、場所によっては、現場で組むような工程をとることも可能です。

FRP温泉タンク(温泉槽)完成まで

組立・溶接・仮組

パネルタンクの部品を組み立て、溶接で固定し、仮組して全体の形を確認します。
組立、溶接、仮組

ウレタン打ち込み・加工

タンクの断熱性を高めるための、ウレタンフォームを製作します。必要に応じて、タンクの形状に合わせて、加工を行います。
ウレタン打ち込み、加工

プライマー塗布

タンクの表面にプライマーを塗布します。プライマーはFRP(繊維強化プラスチック)と下地を密着させるための下地処理です。
プライマー塗布

FRP積層

プライマーが乾燥した後、FRPを積層します。これにより、タンクの耐久性と強度が向上します。
FRP積層

ウレタン貼り付け

タンクの内部に製作したウレタンフォームを貼り付け、断熱性を向上させます。
ウレタン貼り付け

プライマー塗装

タンク内部に再度プライマーを塗布し、表面を整えます。
プライマー塗装

FRP積層

再びFRPを積層し、タンクの最終的な仕上げを行います。
FRP積層

塗装

ご要望に合わせ塗装します。
塗装

パンフレットダウンロード

ダウンロードは以下のリンクから行えますので、ぜひご活用ください。

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