パネルタンク
薬品に強く、温度をキープ。最適な貯蔵設備の設計
高性能な貯蔵設備をお探しですか?弊社の製品は、厳しい環境下でもその性能を発揮します。特に化学薬品を取り扱う現場では、貯蔵設備の耐薬品性が重要です。弊社の貯蔵設備は、化学薬品に対する強い耐性を持ち、長期間にわたって安全に使用することができます。
さらに、温度管理が必要な液体や材料を保管する場合でも、優れた保温性能により、一定の温度を維持します。これにより、品質を保持し、コストを削減することができます。
例えば、医薬品の製造現場では、特定の温度範囲内で成分を安定させる必要があります。弊社の貯蔵設備は、その要求を満たすために設計されており、安全かつ効率的な医薬品製造を支援します。
あらゆるニーズに応える理想のソリューションを提供する弊社の貯蔵設備は、多くのお客様から信頼されています。
ハイブリッドパネルタンク 主な特徴
高い耐震性
建築設備・耐震設計、施工指針及び官庁施設の総合耐震計画基準に基づいて設計されています。
優れた水密性
弊社のパネルタンクは、内面にFRPコーティングを施したパッキンレスでの構造であり、継目がなく、漏れが発生しません。
優れた経済性
パッキンレス構造のため、パッキンの交換が不要です。
柔軟性と設置の容易さ
パネルタンクは、その名が示すとおり一枚一枚のパネルを組み立てることで作られるタンクです。 このため運搬の困難な場所での設置や非常に大きなタンクも現場で組み立てることができ、場所に限定されません。 また、必要に応じてサイズや形状を調整することも可能です。
用途が広い
パネルを大型化し、さらに高断熱仕様とすることにより蓄熱性が必要な水槽で、水、海水、ケミカルなどの貯蔵も可能です。
衛生的
藻の発生がなく、長くお使いいただけます。
保温性
カワテックスのパネルタンクは、外は鉄やZAMなどのフレームを用いて、内側にFFRP(Fiber Reinforced Plastic)と呼ばれる繊維強化プラスチックコーティングを施しております。用途に合わせて、中間に硬質ウレタンフォームを注入することで、保温の効果をもたらすことができます。
用途
- 飲料用
- 消化水槽
- 温水貯湯槽
- 温泉槽
- 熱回収槽
- 膨張槽
- 温水蓄熱槽
- クッション水槽
- 冷水蓄熱槽
- 氷蓄熱槽
- その他、工業用、農業用、産業用の例
飲料水の貯蔵に使用されるタンクです。安全で清潔な水の供給を確保するために重要です。
下水処理システムで使用され、排水を一時的に貯蔵・処理するためのタンクです。
住宅やビルで使用される温水を貯蔵するタンクで、シャワーや洗面所などの温水供給に利用されます。
温泉施設で使用され、温泉の保温・貯蔵を行うためのタンクです。
工場やエネルギー回収システムで使用され、熱エネルギーの回収と再利用を促進するためのタンクです。
液体の温度変化に伴う体積変化を吸収するためのタンクで、配管システムで使用されます。
冷暖房システムで使用され、太陽光やその他の熱源から得た熱エネルギーを貯蔵するためのタンクです。
水圧の変動を吸収し、配管システムの安定性を保つためのタンクです。
冷却水を貯蔵し、需要時に冷却を行うエネルギー管理システムで使用されます。
低エネルギー消費を目的とした冷却システムで使用され、夜間などに氷を生成して昼間の冷房に利用します。
食品加工
食品加工業界では、食品や飲料の保管や処理に使用されます。その非反応性と耐食性が食品品質の保持に貢献します。
化学品貯蔵(ケミカル)
腐食性の高い化学薬品や溶剤の貯蔵に使用されます。その耐食性と耐久性が、化学薬品や腐食性のある物質に対して優れた保護を提供します。
水処理(水・海水)
浄水場や下水処理プラントなどの水処理施設で広く使用されています。耐腐食性があり、化学物質に対する耐性が高いため、さまざまな処理プロセスにおいて水や化学薬品を保持するのに適しています。
農業
農業では、水や液体肥料の貯蔵に利用されます。また、農薬や化学物質の混合や散布にも使用されます。
産業用水貯蔵
工場や施設での産業用水の貯蔵にも頻繁に利用されます。その耐久性と耐腐食性が、長期間の使用に耐えるのに役立ちます。
パネルタンク設置作業の流れ
1.事前計画と準備
・タンクの設置場所を決定し、必要な許可や法規制を確認します。
・必要な設備や資材を調達し、作業計画を立てます。
・安全対策を確保し、作業員に適切な訓練を行います。
2.基礎の準備
・タンクのサイズに応じて適切な基礎を準備します。これには、土地の平坦化やコンクリートの敷設が含まれます。
・基礎の設置位置と寸法をマーキングし、基礎のレベリングを行います。
3.タンクの組み立て
・タンクのパネルや部品を運び入れ、組み立て作業を開始します。これには、クレーンやフォークリフトなどの機械を使用することが一般的です。
・パネルを組み合わせてタンクの本体を形成し、ボルトやナットでしっかりと固定します。
4.接続作業
・タンクとパイプラインや配管を接続します。これには、必要な弁やフィルター、ポンプなどの設置が含まれます。
・配管の接続が完了したら、シーリングやテストを行い、漏れや故障がないことを確認します。
5.試運転とテスト
・タンクの設置が完了したら、試運転とテストを行います。水を充填し、タンクの漏れや不具合をチェックします。
・必要に応じて、圧力テストや水質テストを実施し、タンクの機能を確認します。
6.運用開始
・タンクの設置とテストが完了したら、運用を開始します。必要に応じて、定期的な点検やメンテナンスを行い、タンクの安定した運用を確保します。
パンフレットダウンロード
ダウンロードは以下のリンクから行えますので、ぜひご活用ください。