電気はわたしたちの生活に欠かせないエネルギーですが、その作り方によって、地球環境への影響は大きく変わります。
たとえば、火力発電では石炭やガスを燃やすため、大量の二酸化炭素(CO₂)が出てしまいます。一方で、太陽光や風の力を使った発電は、CO₂を出さずに電気をつくることができるのです。
では、ここでクイズです!
日本で一番多く使われている発電方法はどれ?
A.水力発電
B.火力発電
C.原子力発電

答え
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2022年時点で日本の発電のうち、およそ7割が火力発電によってまかなわれています。
火力発電とは?
火力発電は、石炭、石油、天然ガス(LNG)といった化石燃料を燃やして発電する方法です。
燃料を燃やすことで発生した熱で水を蒸気に変え、その蒸気でタービンを回して電気をつくります。
現在、日本の火力発電では特に天然ガス(LNG)の利用が多くなっており、石油や石炭に比べてCO₂排出量が少ないという特徴があります。
なぜ日本は火力発電に頼っているのか?
日本が火力発電に大きく依存しているのには、いくつか理由があります。
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安定供給が可能
天候や時間帯に左右されにくく、安定して電気を供給できます。
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再生可能エネルギーの導入が途上
太陽光や風力などの再生可能エネルギーは、発電量が不安定で、貯める技術(蓄電)がまだ発展途上です。
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原子力発電の再稼働が限定的
東日本大震災以降、原発の停止や見直しが進んでおり、その分を火力で補っている状態です。
火力発電の課題と未来への動き
火力発電は安定した電力供給が可能な一方で、CO₂を排出するため地球温暖化の原因となるという課題があります。そのため、日本や世界では「脱炭素」や「カーボンニュートラル」に向けて以下のような取り組みが進められています。
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再生可能エネルギーの普及(太陽光、風力など)
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火力発電にCCS(二酸化炭素の回収・貯留)を導入
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水素などの次世代燃料の活用



